指紋認証がニュースになると「その指が奪われて使用されたら?」という身体的な危険についての話題が出る事があったが,実際にそれが可能だと言う事が示された訳だ。

普通ならキーを渡すだけで済んだのに、こういうのを持ってると指までもってかれちゃう。一見すると損だな。ただ犯罪をどれだけ事前に回避するっていう障壁になれてるかは検証しようがないわけだけども。しかしこの記事、コメント欄が秀逸でいい感じになりそう。

ま、そのまえに指紋なんて簡単に偽造できますからぁ。残念。
グミに対応できるやつは、市販されていないですからぁ。
物によっては、指紋画像を再生できますから。
バイオメトリックスなんて、はったりが多いですから。
ま、セキュリティ業界は、はったりです。
でも、はったりが効果があるのが、セキュリティ業界ですけど。

もう10年近く前になるんですが、当時から指紋データはハッシュ値特異点の座標相対位置、部分切り出しなどが使われ、指紋画像そのものが保存されるものは極一部でした。導入してもらったお客さんにも、指紋画像が保存されないという説明が必須でしたね。
センサー自体も、静電容量や温度など、生体でなければ反応しないような工夫はあったんですが、完全なものはなかなか出来ないというような話でした。
それより、一般的な話として、職業的に食堂の洗い場などで働いている人などに多いのですが、日本人の3割程度の人は指紋がないor一週間もすると全く別ものという人がいるって事実のほうが、指紋認証が使えない根幹だったりします。

最近は静脈認証とか虹彩とかいろいろあるけど、バイオメトリクスって微妙なんやなぁ。SFの世界のようにはいかんわけだ。でもバイオメトリクスが普及して、そういったクラックの障壁が高くなるってことは犯罪も総数では減るってことなんだろうけど、やっぱり悪質な犯罪は相対的に増えるんだろうか。自分の身は自分で守りたい。つーか、セキュリティってマンドクセ