質問:
言語能力が思考能力に与える影響について、はっきりとしたデータ・理論等を示している書籍もしくはウェブページを教えてください。
必ず、「言語能力→思考能力」でお願いします。「思考能力→言語能力」ではありません。この点については「卵が先か鶏が先か」の話になってしまいそうですが、ひとまず目をつぶっていただけるとありがたいです。
データとか理論とか詳しいことは知らない(泣)ので、理系的なトピックになんとなく触れるくらいになってしまうしコメント欄で堂々渡り合うなんてできないので、ここでこっそりTBしてみるテスト。
思考とか言語とか人間の知性に関わることは最近、脳そのものに還元されてる風潮があって*1、推論能力とか記号操作能力とかは脳の中で密接に関わっているらしい。言語って記号だし。SGCライブラリ13「複雑系脳理論」*2を何となく読んだ感じでは(全く理解できなかったけど)そういう感じらしい。要するに思考能力と言語能力は不可分だとか何とか*3。
何年か前に「穂高五人組」というのが出てきて以来、脳の高次機能の研究の最先端はそこにあるらしい。所謂Transdisciplineな分野で、複雑系脳科学なんて言われてたりする。
心理学って最近はPsycoMETRICs(心理計量学)になってしまってるから、統計学なしには成り立たない*4とも思ったり。
脳と言語で東大なら、教養の酒井研がそんなことやってたりする。超厳しいってもっぱらの噂だったり。酒井先生は言語が専門で、そんな本も出してたような。つーか出てた。
言語の脳科学―脳はどのようにことばを生みだすか (中公新書)
- 作者: 酒井邦嘉
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/07
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 97回
- この商品を含むブログ (61件) を見る
文章に「感じ」「らしい」「ような」が多い…orz
所詮、専門じゃなかったらこんなもんか。あとは人工知能とかそういう分野にも、知能と言語と思考を絡めて面白い話はあったりするかも。かもしれない。