これまでWindowsとUbuntuをデュアルブートで使っていた。なぜWindowsが必要だったかというと理由は(1)ScanSnapのソフトウェア環境が割と充実していたから*1 (2)もしかしたら会社の仕事を家のPCでやるかもと思って準備していた*2ものの(3)リモートデスクトップを使えるようになり代替手段が発生した*3といったところである。さらに、Ubuntuが不要になった理由もいくつかあり
- こないだの10.04になったときに、なんだかよく分からない新しいUIになってしまって結局クラシックUIに戻していたが、その環境も若干重かった(そりゃあCompizとか動かしていたのだから当たり前なのだけどいろいろなフォントも若干気に入らなかった
- Erlang/OTPが古い
- オレンジ色苦手
というところ。さらに、別の場所で仮想マシン上のDebian stableを使っているのだが、ここで動くEmacsのカーソルの移動速度が嫌というほど気持ちがよい。プログラマやテキストを入力する人間にとってEmacsのレスポンスは死活問題である。正直、UbuntuやMacだとなんかもっさりしてしまう。キーリピートの速度を調整すればよいのだろうが、なにか本質的な軽さの違いがあるように見えるような気がしなくもない。やはりここは原点回帰か...testingならカーネルも3系になってるしな!といったところで入れ替えを決心した。
Gentooなど他のLinuxも(2秒ほど)検討したが社会人に残された時間は短いので手慣れていてそこそこ使えるものにした。本当はカーネルとGCCくらいは自前でビルドしておきたいんだけど、それはそれでaptitudeで管理けいなくなるのでそれもやーねーといった具合。
まあ特にきっかけとかそういうのはないのだが、思い立ったが吉日ということで、この日記も今その新しいDebian様から書き込んでいる。Chromiumがパッケージに入ってから本当に使いやすくなった。
ちなみにErlang/OTPのバージョンはR14B04でちゃんと最新だった。さすがtesting。入れたのはこの辺くらい
zsh build-essential chromium-browser git-all ocaml-findlib erlang libgamin0 emacs-goodies-extra-el emacs-goodies-el screen emacs23-gtk git-flow tuareg-mode cscope-el
実際には依存関係もあったり仮想パッケージもあったりで、もっと沢山色々入ります。Emacsのカーソル移動もサクサクです。さようならWindows。さようならUbuntu。