なぜか。どんな候補がいるか知らないから。知りたくても、欲しい情報を調べるには相応のコストがかかるから。マスコミなんて信用できないから。
じゃ、ネットだけが信用できる?それもウソだな。
投票ってのが、いくつかあるカスの中から一番ましなカスを選ぶ行為だってのは分かってる。けど、閉塞感というか絶望感をぶっ壊してくれるヒーロー的な人物を常に求めているわけで、そういう人は、後にも先にも小泉だけ?って思ってしまう。あのときは日本中が熱気に浮かれてたからね。
で、情報を収集する手段としてネットが浮かぶわけだけども、そこそこの情報は得られるけど、肝心の候補がネットを通じて直接、有権者に訴えない限りはダメじゃないかとも思う。今でこそ候補比較サイトとか予測市場とかあるらしいけど、うーむ。
カネがない候補も選挙に参加できるようにするために公職選挙法があるわけだが、ウグイス嬢雇うのも金かかるよねえ。ネット使う方が金かからないよねえ。あーアホらし。
こういう絶望感や無力感を何とかしない限り、投票率は上がらないと思うよ。あ、上がらない方がいんだっけ。まどっちでもいいや。