hatena q

急いでいます。ダイヤルアップやISDN、光の速度、安定性はNTT局舎からの距離に関係するのでしょうか?もし関係するならばその理由を教えてください。

まず最初に、基礎知識として、信号は、距離の二乗だか一乗だかに反比例して減衰するわけ。これはどの通信回線でも一緒です。

光は他の三つとはちょっと別次元だよね。
とりあえず帯域は
ダイヤルアップ<ISDN<DSL
なので、当然これに(確か)比例して減衰率は高くなる。DSLなんかは数MHz以上の通信帯域を使うので、当然減衰率も高くなって、短い距離でも減衰が大きくなってしまう。だから距離の影響を受ける。
ISDNはもっと帯域が低くて百数kHz(64だか128)とか、せいぜいそんくらいの通信帯域なので減衰率も低め。だから距離の影響が出にくい。

で、ダイヤルアップは通常の電話通信以上の帯域を使わないので、減衰はほぼない。だって、電話回線網は電話のために整備されたインフラだからね。あれでも電話回線って8kHzで、ダイヤルアップだと32kHzくらいだよなぁ。あれおかしいや。

そいで、肝心の光だけど、NTTサマも結構力を入れてるみたい。光ファイバーも、基本的には数kmだか数十kmおきに増幅器を入れないと使えないシロモノなんだけど、これはまだ新しいインフラなので、増幅器をちゃんと入れてるみたい。じゃないと田舎で普及させようなんてこと言わないと思う。

あ、でも、質問者の人はもしかして定量的な評価がほしいんだろうとは思う。というわけでTBで済ませました。