業界云々

昨日は安田講堂押井守Production I.G.石川光久情報学環の何やらの公開講座で来るというので、講義が終わった後行ってみた。つーか予約が必要だったらしい。チラシにはそんなこと微塵も書いてなかったぞクソヤロー。なんかものものしー警備体制で、裏口には発電機まで来てやんの。で、案内板には「博報堂 関係者様」とか書いてやがる。すざけんな。ここはウチらのホームグラウンドやぞ。

と、自分勝手に理不尽さに怒っておきながらトボトボと研究室に戻った。なんかそこだけ、普段の本郷キャンパスと雰囲気が違ったんよね。キレイ系の女の人も(見たことないようなオタクも)沢山いて、なんつーか、住む世界が違うなぁと痛感したのでした。

ちょっと調べたけど、どうもTV版Bloodの製作発表会だったらしい。そんなのをわざわざウチでやらんくても…。つーか全然公開講座じゃねーやん。そりゃ警備もものものしくなるわな。とにかく、そんなのは他所でやれYooooo!!!

っても、岩井俊雄が来たときはこんなに大袈裟じゃなかったし、すげーフレンドリーだった。この差は何なんだ。って、岩井俊雄は内部っちゃ内部だし、ただの講義だったけど。というわけで、Production I.G.の辺りがだんだんキライになってきた。SACまではよかったさ。SAC2辺りでイヤな予感はしてたさ。それがInnocenceでもうダメ。まだ嫌いではなかったけど、今回の事件で完璧嫌いになった。業界と関わって大衆を相手にするためには必要なことなのかもしれないけどさ。つーか、アニメーションの技術とかフレームワークとかが今はちょっと頭打ちな感じがする。なんかブレークスルーが必要だと思う。10年前のように。CG描画のその向こうには、って感じで。

業界の人はとっくに気付いてることかもしれないけど、受け手はそれを待ってるので。定期的にTVを見れるような生活をしてないので、どっかでBloodを手に入れて見るかぁ。