養成読本シリーズの最新作、データベースエンジニア養成読本の、Riakの章を書きました。もともと10ページ程度といわれていたのですが、つい暴走してしまいちょっとオーバーしてしまい12ページちょいほどになりました。Riakの全てを書くにはあまりに短い(ていうかそういうのはソースコード見てください)のですが、数ある分散する系データベースのなかでもRiakだけが取り上げられ、原稿を書かせていただいたのはとても光栄であります。
そういうわけで、入門としつつも、実際にデータベースを選定してアプリを開発する立場になって書いてみました。アプリ側への負担を最低限にしつつ可用性とスケールアウトを求めるためにはベストなデータベースなので、アプリ側への負担や運用のポイントなどを書いて、ノリでRiakにしてみたけどやっぱりうちのアプリには合わなかった…みたいなことが起きないように、トレードオフになっている内容をなるべく説明したつもりです。
あとErlang/OTP使ってるのもすごく大きいはなしなので、それも書いておきました。みなさん高可用システム作るときにはErlang必須ですよこれテストに出ますからね。
データベースエンジニア養成読本 [DBを自由自在に活用するための知識とノウハウ満載!] (Software Design plus)
- 作者: データベースエンジニア養成読本編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2013/06/22
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
タイポ、質問などありましたら編集部へ。もしくは、今まさに過疎っている日本最大のRiakメーリングリスト - riak-users-jp@lists.basho.comへお越しくださいませ。
この本は他にも錚々たるメンバーが書いているので僕も他のDBのダメなところを勉強させていただきたいと思います。
あ、いい忘れましたがくれぐれも立ち読みで済ませないでちゃんと買ってくださいね。立ち読みしない方は一刻も早くポチってくださいね。