立て続けにおもしろそうなネタに当たったので適当にコメントを。はてブでもいいんだけどね。
スケーラブルなシステムのためのHBaseスキーマ設計
17, 18枚目のスライドで爆笑してしまいその先は読んでない...といいつつ、22枚目でHBaseの使いどころについてはちょいと異論があり、データが沢山あるだけなら別に選択肢はあるわけでもうちょっと補足すると、HBaseの使い所は
- 数がいくらでも膨らみ、
- Writeのレイテンシが割と要求され
- ネットワークまで含めてちゃんと設計できて
- いざというときにCloudera Managerなしでも5種類のサーバープロセスを面倒みれて
- KVだけのデータモデルだと若干物足りなくて
- JVMがGCで固まるなんてものともせず、
- キーの順にシーケンシャルアクセスをしたい
ときだけ。異論は認める。そうじゃなかったらRiakを使いましょう(ぇ
というのは冗談だが、論理設計のモデリングまで解説しているのはとてもよい資料で読み込んでしまった。キーがソートされているのが売りなんだから、わざわざハッシュにかけて負荷分散しなくてもよいじゃないかとか、カラムファミリの名前は短めにするとかなんてmong(ry、とか突っ込みたいところではあるが、最終的には僕が見本にすべき資料で、こういうの書けるようになりたい。
We retire 1.8.7
いつになったら引退すんねんと思っていたRuby 1.8.7がとうとう引退した。何様感あふれるブログ記事を書いて2年半、ようやっと引退である。この間にFluentdやRails4が登場して状況は随分変わった。そして僕もRubyKaigiで発表し1.8に黙祷を捧げるなどした。ぼくはRubyそのもののありがたさをプロダクションで体感したことはないのだけど、Rubyを使ったインフラ作りに携わることはできたのでまあ享受したとはいえばいえる。
Jubatus talk at HadoopSummit 2013
Jubatusもとうとうここまで来たか…と思うと感慨深いがまあ、もう僕のチカラじゃないので応援する以外にできることは今のところあまりない。仕事で絡むことができればよいのだけどね。
「給料最低」「外資の経験生かせぬ」3カ月で辞めた38歳・公募民間校長がぶちまけた“不満の中身”…謝罪なし、児童たちは泣き出した
先日、久しぶりに母校(関西方面の某高校)の同窓会に出席したのだけども、いまの会社とは全く異なる文化でこりゃー相容れるもんじゃねえなーと実感した。私立でそうなのだから、まして公立高校は推して知るべしである。じゃあ米国の高校教育はちゃんとしているのかというと、伝え聞いている感じだとそういうわけでもなくて現実は厳しいなあと思った次第。
というかコレ、学校に限った話じゃなくていまの日本企業に均しく降ってくる問題だからそこ勘違いしない方がよい。で、「謝れ」って話になるんだから産経新聞(かな?)は問題を理解してないよね。
データ・ストリーミング勉強会に行ってきた
ソウソウたる面々が参加しておる中で僕も末席を汚すことになったけども、Stormのはなしは経験の裏付けをヒシヒシと感じて、いざというときは内海さんにTwitterで相談すればいいやと安心感を得ると同時に、TwitterみたくJVMにどっぷり浸かっている会社だからこそ使いこなせるツールだと理解。詰まったときにうまくこなすためにKestrelなどを前段に噛ませてSpoutに食わせるという辺りも定番感。
川島先生の話は爆笑の渦だったけれども、あんな上質なサーベイは単独で頑張っていてもなかなか得られないのでとてもよかった。この話、3年前に聞けてたらもっといろいろできてたと思う。
Norikraの話はRubyKaigiでは聴けなかった詳細が聞けて、実運用のために乗り越えなければならない壁は高いのだなと。半構造化の世界とスキーマの世界をどうゴニョるかのとてもよい話でした。
最終的には riak_core を使って何か作りたいなーというモチベーションを得ることができたのでとても幸いでありました。
あれ、最終的には5連発になってしもた。