そういえば昨日は映画「第9地区」を観た。最初に言っておくが虫が苦手な人、血が苦手な人は観ない方がいい。最初メシを食べながら観ようとしてたが途中でDVDをとめてメシを食べてから改めて見なおしたくらいだ。
もともと南アフリカの第6地区でおきた強制移住の事件が題材なのだそうだが、まあそういうことである。出発点は黒人差別なのだが、ここにでてくる人間、白黒黄色はみんなちゃーんとエビたちを差別していて、要するに「自分たちと違う最も卑しい連中」と思ってしまったらもうアウト。思われてしまった側もそう規定されてしまって卑しい行動をしてしまうようになる。集団心理もありみんな簡単に理性を失っていく。日常生活でも気をつけましょう。
話は変わって主演のヴィカス役。序盤のアホな感じから中盤で生まれ変わって目つきも顔つきも真剣になっていく様がこの映画の何よりの見所だと思います。その次はエビたちの映像かな。序盤はグロさ満開なんだけど、だんだんコミカルさが見えてきて触手の動きとか面白くなってくる。で、眼が大きいのでそこでかなり演技ができてる。慣れてないときのことも含めて慣れってこわいな。
あとは、全般的に操作インターフェースがすごい。3Dホログラフ+タッチインターフェースで巨大な宇宙船の各モジュールを直感的に操作している様子がよく伝わる。ああいうのがほしいなあ。外骨格ロボットとかもかっこいいです。
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