映画:攻殻機動隊とイノセンスとSolid State Societyを久しぶりに見直した

普段仕事をしていて一番邪魔だなあと思うのは、今やマウスとキーボードのインターフェースである。ここで全てのI/Oがシリアライズされてしまうのでスループットが上がらない。そんなに頭の回転が速いわけじゃないから、四六時中そうだというわけではないが、一瞬閃いたことをすぐにコードやメモに落としたいときに、ここがボトルネックになることが多い。つまり、一瞬で数KB程度の情報を吐き出したいのだが、人間のタイプなんてせいぜい秒間200B程度であるから、鳥頭なので思いついた情報を脳内にキャッシュしておかないといけないのだが、そこがほとんどないのですぐに忘れてしまってもどかしいことが割とある。脳内に十分にメモリとキャッシュがあれば、そういうことには困らないだろう。だから、攻殻機動隊イノセンス、SACの中の登場人物たちのように電脳化しておけばこういった問題も解決されるのではないか、ととても期待している。人間の義体化と合わせて、そういう研究もHandicappedな人たちを被験体にしてかなり実用化されているとも聞く。義体化は実はちょっと怖い。フェアにスポーツできなくなってしまうからね。
もちろん電脳化して自分の脳をネットに繋ぐことによって、自分の脳を全世界に公開して危険に晒していることになるわけで、セキュリティ研究者がメシを食っていく余地はまだまだあると思う。

2.0

二匹目の泥鰌かどうかは知らないが2.0もあるようだ。これだけのために金を払うかどうか悩んでいるところだがちょっと見てみたい。