Python Developers Festa 2011.10に参加してきた

Python Developers Festa 2011.10に行ってきました。メニューはVさんのブログを参照のこと。実際の様子はTogetterのまとめで。女子枠があったりハッカソンしてる人がもういなくなったりHadoopの発表があったりもりよしさんのネタが…と(ハッカソンじゃなくなってるんだからそらそうか)随分様変わりしたが、それでも定期的にああいうところに顔を出しておくとRiakの話を聞いてシーンとなったりOpenFlowの話を聞いてポカーンとなったり、といういつもと違う人たちと会えるし、仕事で接することのなさそうな知己を増やしておくことで普通の感覚を意識できるのはとても助かる。

  • Pythonのシグナルハンドリング by @atsuoishimoto
    • ざっくりした仕組みの説明。残念なところを話ししようと思っていたそうだが最近修正されてしまったとのこと。まあ遅延するくらいか。Ruby1.8のシグナルハンドリングもフラグ立てて後で見る的なそんな感じになっていたと記憶していて、まあそれとPythonのネイティブスレッドを組み合わせたらもうどうなるか分かったもんじゃないよねえという。個人的にはGCとGILとの関係をもうちょっと突っ込んで聞きたかったかな。どのタイミングでPythonレベルでの割り込み(Check何とか)が走るんだろう。的な。
  • gitorious はもう古い!次世代gitフロントkoshinukeについて by @lanius
    • 今年8月のPython温泉の二日目の夜中に@ryushiを中心に「GitHub的なの社内にほしいよねー作るよー名前何がいい?」というので真剣に名前を考えた挙句Koshinukeという超絶Coolな名前になってしまいなりました。外人に「What does "koshinuke" mean in Japanese?」と聞かれたときの答えを誰か用意しておかないといけませんね。
  • OpenFlow by @oshothebig
    • しばらくネットワークのこと分かってないなーでもOpenFlowで遊んでみたいなーと悩んでいたらこんな面白い話が。会場置いてけぼり感がすばらしかった。コントローラー書きたくなっちゃったよ。
  • Hadoop by @shimauchi
  • Asakusa Framework by @cocoatomo
    • HadoopというかMapReduceがバッチ処理にぜってー使える!基幹に使える!と思っていたものの業務の知識や経験がなくそのまま放置してしまっていた僕としてはMapReduceもここまできたかと勝手に感慨ひとしおに感じています。ただMapReduceでもいわゆるJOIN操作は効率的ではないのでその辺どうなんだろ?とノリで質問してみたものの中途半端だったので答えにくくてすみません、とここで謝っておく。あと2,3年くらいはMapReduce周りの改善とかツール作ってれば日本でも飯食っていけるんじゃないかなあと勝手に思っています。プログラマならHadoopもMapReduceくらいは書けるようになっておいても損はないと思う。
  • ウェブ魚拓と大津波 @hiroki_ninuma
    • ずっと年がら年中ITのことと家族のことしか考えていないので、こういう非常時について考えが回らないし想像もつかない。めったに遠出しない人間なのでそういったこともなかなか想像できず、結局何も言えないまま。津波の圧倒的な不条理に価値観が変わらざるを得ないとか、平時の意識付けが大事だとか、ウェブ魚拓のサーバーがなぜ助かったかとか、対欝シフトで食事メニューと運動でしのぐという発想もなかった。
    • 子供の頃ボーイスカウトをやっていたので"Be prepared"*1というのを思い出して、一人でそういったことに備えるのはできるんだけど、どうやって周囲を巻き込めばいいのだろうなというのが悩み。アラスカ地震のときに530mの津波が来たという話があったり漫画で読んだりで、非常時を想定して備えをしておくというのはやはり重要でウチには飯盒もガスボンベも寝袋も実はあるんだけど棚の奥に突っ込んであったりはするけど避難場所とか食料の調達&バックアッププランとか靴は常に用意しておくとか、衛生環境の維持とかまだ課題は多い。うーん。

次回の日程も決まってしまった。予定はあくまで未定だけどもその日のうちに定員がほぼ埋まる(143/145)って何よ。

*1:そなえよつねに