アプリケーションの引数について

IBM dWでこんなツールが紹介されてた。その名もgperf。

N のオプションを持つ典型的なプログラム呼び出しの場合、コードは O(N2) 回の比較を行う羽目になります。

gperf自体は素晴らしいツールだと思うが、コマンドラインでプログラムを起動する際の引数がO(N^2)になったからといって、誰が嬉しいんだろ? 人間がアプリケーションを起動する際に与える引数が二乗のスケールで増加したからといって、N自体がそう膨らむこともないんだからよかろうと思う。二乗のスケールで増えると困るほどのオプションを与えなければならないなら普通は設定ファイル使うだろ(あ、でも問題の本質は設定ファイルにしても同じなのか)。

ともかく、オプションとプログラムの入力の線引き、設定項目の設計は非常に難しい問題じゃないのかな。gperf使ってみないことには分からないのだろうけど。