<a href="http://d.hatena.ne.jp/fer-mat/20050510/p1" title="崩壊家庭地方不良校出身東大法学部生の意見 - 脳終局的物質塊論">脳終局的物質塊論</a>

via finalventの日記

つまりは食べることで栄養を取り込み睡眠で体内活動を活発にして成長を促進させ、生殖活動により子孫を残すこと。この基本的な欲だけで、しっかりと「子孫」という確実な生産を行っている。これら以外の、精神鍛錬だとか人格鍛錬、戦争とか権力とか政治経済などの社会活動は全部意識が作り出した「余計なもの」に過ぎないのであって、その余計な部分でしか生きられない人は、どこかでヒトとして(人間として、ではない)道を誤っているというべきである。

まぁ、ドーキンスとかローレンツとかの進化生物学の本を読めば意見も変わると思うよ。

鏡の背面

鏡の背面


赤の女王―性とヒトの進化 (翔泳選書)

赤の女王―性とヒトの進化 (翔泳選書)


人間は群体であって、なんつーか、いろんな情報が個々の人間とか社会集団にクラスタ化されて蓄積されてるわけ(生物なんてのは情報でしかないっていう説もあるくらいだし)。脳は既に古いモノであって、爬虫類とか魚類とかそういう時代に完成されてる。で、人間集団というハードウェアにどういうソフトウェアが乗っているかっていうのが今の最上位のレイヤーじゃないかな。今あるソフトウェアとしては、社会とか政治とか文化とか科学とか云々。言語なんて最早インフラでしかないし。