読んだ。よーく取材されていて、カフカ寓話集 (岩波文庫)の「皇帝の使者」のイメージがずーっと頭の中から離れなかった。いわゆる大企業病のことなんだけど。自分の感想としてはそれくらい。
この本のポイントは、「電話時代のチャリンチャリンビジネスモデルから頭を切り替えられない上層部」「諸悪の根源がNTT法にあるというなら、なぜそれを変えようとロビーしないのか」「結局、組織の維持が自己目的化している」「フレッツサービスのモデルはよかった」ということらしい。
これからどうしたらいいか、ということについては、次の一冊にもう1890円払わないと教えてもらえないらしい。
- 作者: 宗像誠之,日経コミュニケーション
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: ハードカバー
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