ついに神託は太陽を買いました。職場の同僚なんかは「一昔前のフルスタックがこれで全部揃った、BEA, Oracle, Java, SPARC, Solaris...」独占じゃないかと。一昔前なら独占でしたけどね。
MySQLのバージョン6が出ることはなくなるんじゃないでしょうか。もしくは、MySQLにもEEとSEが出て、SEは2ソケットまで250,000ccの出血、EEは3ソケット以上の場合に5,000,000ccの大出血、さらにMySQLのレプリケーションと軽量化のコンサルやOracle ApplogicだかとBPM付きでこれまた100,000,000ccの大出血サービス、みたいな価格になるのではないでしょうか。
さらに気になるのはVirtualBoxやOracle Linuxですが、もういっそのことRedhatまで買ってしまえ、と思いましたとさ。IT業界も技術開拓の時代から統廃合を経て独占or寡占の時代になるんですかね。
それにしても我々の預金をもとに世界中の市場や国内の企業から得た利子(もしかすると政府経由で注入された血税も!)が最終的にはSunの株主(って誰だ?)の財布へ入っていくのでしょうか。というか、神託さんの日本国内の売り上げってどんなもんでしょ。神託データベースが国内の金融システムの何割に入っているのか?!を考えると背筋がゾッとしますね。
私が富士通の偉い人なら、SPARC部門を意地でも買いますけどね。あわよくばSolarisのとこも買う。で、自分とこのx86_64サーバとSPARCの両方でSolarisを売る。そしたら、我々の血税も国内のIT企業に還元されたのに。国内のITシステムなんて、基本的にSPARCつきのマシンが5〜6台もあれば大抵はこなせるでしょう? あとはOracleと仲良くしていた国内のSIerの仕事がどれだけ減るかですね。上から下までワンセットスイートで売られたら、割とすることない。
富士通は、2009年夏モデルでLOOXシリーズでは初めてのNetbookとなる「FMV-BIBLO LOOX M」を発表した。Atom N270を採用して10.1型ワイド液晶を搭載する。
あと最後に気になるのは、Sunのクラウド戦略とOracleのクラウド戦略がどうマージされるか。Sunのブレードサーバ+コンテナがどれだけすごいかが結構気になる。SPARCで満杯にされたコンテナがいったいどれだけの計算能力を弾き出すのか、どれだけのデータ更新を実現するのか、とっても興味があります。