IT 勉強会カレンダー
こんなものがあるなんて知らなかった。ざっと見てみたけど、もはや勉強会カレンダーではないね。お金のニオイがプンプンする。
(追記 4/20)
まず、関係者には不快な一言投げっぱなしジャーマン日記になっていたことをお詫びします。
お金のニオイがする、という言葉のココロは、OSSを使って商売をしようとしている人とか、OSSに自分たちのプロプラ製品をくっつけて売りつけようとしている人たちとか、OSSと名前をつけておきながらも全然OSSじゃないものだったりとか、とにかく、「私たちはFOSSを使っていますよ(OSSを使ってお金を稼いでいますよ)」というニオイがするのである。ビジネスとしてやりたいのならビジネスのパスを通して営業を仕掛ければいいのに、手弁当なニオイをさせておきながら当日は自分たちの製品を宣伝しまくるという姿が想像できたからです。←これもちょっと誤解を生みそうだな…もうちょっと言うと、みんながみんなそうだとか、ほとんどの勉強会がそうだというのではないですよ。
私の考えるIT勉強会というのは、有望だったりとても面白かったり、とにかくスゴいソフトウェアや技術があるから、「これから流行りそうな○○を独習していても効率が悪いので、みんなで集まって勉強しよう!」という手弁当感です。
逆に、「弊社が推進する○○の普及を促すために、無知蒙昧な貴様らに啓蒙してやっているのだ(なので○○を買え/使え)」という態度が滲み出ているような勉強会もいくつかあるような感じでした。
じゃあ、GAEハッカソンとかやってるけど、それはどうなの、と言われれば、ちょと微妙です。もちろん、「すごいアプリができそうか?」「優秀なハッカーはいないか?」というG社の欲望は垣間見えるんだけど、それ以上に技術が魅力的なのはどうしたって否定できません。あとはやっぱAppleのAppStoreです。あれもお金のニオイがするんだけど、お金が自分のところにも返ってくるニオイがする。$99や$299払ってどれだけ元がとれるかは不明だけど、あの魅力的な端末を好きなように動かせることができるかと思うと、とても魅力的なわけです。米倉涼子を好きなようにほげほげ操るのと、扇千景の撮影会、どっちが楽しいですか?
沢山ぶくまがついててびっくりしたのでさらに追記。もっと勿体ないのは、↑のようなお金のニオイのする勉強会のせいで、本当に魅力的な勉強会が埋もれてしまっている可能性があることです。なので、こういう試みをもっと積極的にやって、本当に自分の行きたい勉強会に行けるようにする仲介に対してインセンティブが働くようなモデルを設計するのがよいと思います。有り体に言うと、カレンダーを「きちんと」管理すれば儲かる仕組みを作れないかなぁと。
じゃあ、仲介業で、勉強会の紹介料を取るとか、カレンダーに掲載するためにお金を取る、というのはちょと違う。カレンダーにアドセンスを貼るか?くらいしか思いつかないけど、例えば、他には、カレンダーのおかげでよい勉強会に巡り会えた人は、カレンダーの中の人にはてなで投げ銭をするとか、かな?