生きていることに価値を求めるのは無意味

というと何だかトートロジーみたいだが、我々はただそこに存在するだけのものであって、それ以上の意味とか価値というものは我々人類同士の合意の上でそこに措定しているものでしかない。ありもしないものを「あることにしとこう、そういうことにしておこう」っていう妄想でしかない。信じる者は救われるというが、救われているのも妄想。
だから多神教の日本人がその事実に直面したとき、コロっと自殺してしまうのかもしれないね。昔そんなことがあんましなかったのは(なかったかどうか知らないが)、ハラキリもあったし、何より西洋的なイデアリズムを知らなかったために(神などいないという)現実とのギャップに絶望することもなかったからなんだろう。放言終わり。

「私には宗教が必要だ。そうでなければ私の人生には価値がない」というのはまったく議論になっていないのです。そうですか、あなたの人生には価値がありません。それでどうかしましたか?