煩悩とかいて○○と読む

女の子が子供を産むために払っている犠牲は甚大なものなので、男の子は女の子に優しくすべきなのは当然なのだが、それに対して男だって大変なんだからお互い様という議論が。それに対する私の感想としては「女をあまり知らない男は、女をバカにする。女を少し知っている男は、女を褒めたたえる。女を良く知っている男は、沈黙する」というのに禿しく同意する。そんな奴はモテないよ、と思うのだがモテないからバカにするのか、バカにするからモテないのかはよくわからない。
で、まあ、その「お互い様」的議論に対して

でも、人間の女性という生命体が子供を産むという機能を維持するために、個々の女性が払っている代償は、平均的に考えて、男性が生殖機能を維持するために払っている代償より大きい、という事実から目をそらさないでください。

という反論が出るのも当然のこと。だから、賢い男はこういうことをちゃんと受け入れて優しくすることができる。できるのだが、それとは別の次元で、男の子には理性を凌駕するほどの強い煩悩*1があることも忘れないでほしい。性犯罪を犯すのは圧倒的に男が多いし、あり得ないほど規模の大きな性産業の買い手のほとんどが男性であるという事実を以ってこの傍証とするしかないわけだが、このことが科学的に解明されていないのが非常に口惜しい。ダンシたちが自分の煩悩を自制するためには、女性が痛みに耐えるのと同じくらい*2の強い忍耐が必要なのであると声を大にして言いたい(だからといって性犯罪が許されるわけではない)。

男子の側は性産業でどうにか解決できなくもないということが、このことを見えにくくしてるのかもしれない。

*1:個人差はある。関係ないけど、VHSがβに勝ったのも男の子の煩悩の力ですよね。

*2:同じくらいかどうかは検証の必要があるが、定量化なんてムリムリムリ