1 名前:新参 投稿日:2006/08/20(日) 04:12:03 id:qHYEgHVG0● プロムナード(日経新聞18日) 子猫殺し―――坂東眞砂子 こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。 世の動物愛護家には、鬼畜のように罵倒されるだろう。 動物愛護管理法に反するといわれるかもしれない。 そんなこと承知で打ち明けるが、私は子猫を殺している。 家の隣の崖の下がちょうど空地になっているので、生れ落ちるや、 そこに放り投げるのである。 タヒチ島の私の住んでいるあたりは、人家はまばらだ。 草ぼうぼうの空地や山林が広がり、そこでは野良猫、野良犬、 野鼠などの死骸がころころしている。 子猫の死骸が増えたとて、人間の生活環境に被害は及ぼさない。 自然に還るだけだ。 子猫殺しを犯すに至ったのは、いろいろと考えた結果だ。
で、これに対する反応がいくつか。まずはきっこ大先生*1。なんてことはないただの脊髄反射なんだけど、それに乗ってくるひとが沢山。で、見事に釣られてしまったこの意見に個人的には賛成。「子猫を殺し続ければよろしい」でもいいかな。反対する理由はない。感情のままに反対してる人もいるけど、それが通用する人は少ないんじゃないかなあ。違法じゃないんならどうしようもないし、違法なら法の範疇で裁くべし。今後こういう連中を裁きたいなら法改正でもなんでもすりゃあいいジャマイカ。子猫のために法改正するようなファシズム国家におれは住みたくないけどね。
つか、昔は子供でさえ殺してたし、姥捨て山なんてのも実在してたのに、なんで猫くらいでそんなこと言い出すのか分からん。徳川綱吉公ですかあなた方は。空気嫁ってんなら分からないでもないけど、きっこ御大に至っては銃殺なんてぬかしておられる。もうこれは共謀罪を適用するしかないかもわからんね。確かに「ひどいなあ」とは誰もが思うことだけど、じゃあもしもこれが子猫*2じゃなくて夜の灯りに集まってくる蛾だったらどうなのよと。蛾って何かの害虫だっけ?かわいい/かわいくないという人間の恣意的な基準で人間が勝手に淘汰を行っていいわけ?仏陀の教えに背きませんかそれ?
そういうわけで、この騒ぎが子猫だから起こっているのであれば、「子猫だから」殺してはいけないと言う人たちは、結局坂東さんと同じ穴のムジナだと思うんですよ。
民主主義的、てか大衆的にはね、かわいいから、ってだけで許されないことなんだろうけどね。生物学的にいえばね、戦略の違いなんですけどもね、愛玩動物としての戦略を採用した猫や犬については、今回のことのように生産調整されるのも致し方ないわけですよ。言わぬが花なんて思っていたけれども、言わなきゃ分からん連中が雨後のタケノコのように涌いて出てきたのを見て、言わなきゃあと思ったわけですよ。
あ、まだまだステキな言葉があった。
お前に殺されて来たたくさんの子猫たちだって、もし言葉を話せたなら、「殺されたくない、生きたい」って言ったに決まってんだろ!お前に投げ捨てられた崖の下で、意識が無くなるまで、「ニャア‥‥ニャア‥‥」って鳴いてただろう。これは、「お母さん‥‥お母さん‥‥」って言ってたんだよ!
猫に言語能力があったとは知らなかった。びっくりです父さんは。てか、「メシ・・・メシくれ・・・」じゃないの?