メイド喫茶行ってきた

岡山から幼馴染の子が来てて、冥土喫茶に行きたいというのでおれも行ってきた。二人では心細いので千葉から心強いオタクを一人召喚して三人で行ってきた。

うーん。なんつーか、頭の中にあった幻想とか、それから一歩引いた現実の予想とか見事に打ち砕かれるくらいに商業化されてた。つーか雰囲気もクソもない。なんかそういうなりきれるための「場」を提供しなきゃあかんのに、普通の喫茶店と違うのは、単語と服だけ。イントネーションだって声のトーンだって一緒だったからな。いや繁盛してるから疲れてるのかね。

s/清潔な服/メイド服/g
s/お客様/ご主人様/g
s/いらっしゃいませ/お帰りなさいませ/g
s/ありがとうございました/いってらっしゃいませ/g

と、これだけ置換すりゃあまあそこそこの喫茶店ですな。いやそこそこにすらならんか。マニキュアした半ヤマンバギャルもいたし。

そうそう、執事喫茶というのもあるらしい。個人的に執事というのは映画「日の名残り」に出てきたアンソニー・ホプキンスしかないと思っているのだが、メイドにそのようなことを求めるのは酷ですかそうですか。まあそもそもちょっと違うし、記号化されるっていうのはそういうことなんだろうね。

メイド喫茶自体は高かった。テーブルに座るとチャージ取られたし。ショボイ弁当は1000円もするし。うーん。普通にその後のアキバ巡りの方が楽しかったのでした。結局三人で計50K円くらい使ってもうたし。

今日の中央通り、でっかいカメラもった連中があちこちで撮影してたり、人ごみの歩行者天国をチャリで通るバカを注意する警察官がいたり、なんか、いわゆる休日の賑わいという感じでした。おれ自身は、液晶ディスプレイを見たけど、まだ買いじゃないと判断して、結局トラックボールとバルクメモリを買ってしまった。明日からまた日常です。