2016年のまとめ

これは pyspa Advent Calendar 2016 - Adventar の記事です。昨年のアドベントカレンダーから自分の2015年まとめを見てみたが、大したことしていなかった2015年に比べて、今年はいろいろやった。書いてみたらすげー長い。

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スプラトゥーン

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かなりの時間を溶かしたと思う。夜の予定があいたときはだいたい2~3時間ほどやっていたので、ざっくり一年、週4日で計算すると 50 * 4 * 2.5 = 500 時間ほどプレイしたことになる。500時間やってもまだカンストしてないなんて雑魚と思われるかもしれないが、もともとこういったアクションゲームが苦手でやりこんだことが一切なかった(上手い奴に負けるのが分かっていて口惜しいからやらなかったともいう)。しかしながら、この歳になると何かしら趣味をみつけたくなるもので、新しいことに挑戦してみて、脳のこれまで使ってなかった部分を開拓していく感覚が面白くてついつい続けてしまった。なかなかS+になれず、負けて悪態をつくこともあり妻の顰蹙を買いながらも続けてしまった。こんなにゲームに夢中になれたのいつ以来だろうか。つい先日、目標だったS+にもやっとなれたので、なんとか年内に一区切りつけることができた。


スプラトゥーン S 赤ZAP ガチエリア@マヒマヒリゾート&スパ / Splatoon S N-ZAP89 Splat Zones@Mahi-Mahi Resort

あー、この頃はヘタクソだったなあ、今もヘタクソだけど。さて来年にはNintendo Switchが新作スプラトゥーンと共に発売されるという。またやるのか…?

アニメ(とその関連メディア)

これも、かなりの時間を溶かしてしまった。手元のメモを振り返ると、新旧アニメ、OVA込み込みで52本観たとある。冬完走しそうなやつも合わせると60本近くになるだろう。それぞれの感想は別途まとめた。今みている秋アニメは全部終わってから別途書く予定。

kuenishi.hatenadiary.jp
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オレ基準でダントツ面白かったのはアルスラーン戦記1期、デート・ア・ライブストライク・ザ・ブラッド、東京喰種、東京喰種√Aぐらいだろうか。今年制作のやつあんまないやん。これも50本 x 12話 x 20分 = 200 時間ほどは溶かしたことになる。いったいどこからこんな時間が湧いて出てきたのか。その答えは後半に。

トレーニング

体脂肪率は20%を切ってある程度健康になったので昨年の目標は達成できたと思う。今年はベンチプレスやチンニングなど標準的な科目の強度を上げていって、パワーをつけていこうとした一年になった。いずれ絞らなければならないのが課題なのだが。記録が残っているので、簡単に1年前と比較してみたいと思う。

2015E 2016E
体重 70.0kg 73.1kg
体脂肪率 18.3% 17.7%
ベンプレ 45kg 65kg
CoC N/A #1

今年の前半はわりとヒマだったのでジムに週2で行けたのだけども、後半になって仕事が増えて(アニメやゲームで夜更かしして)時間をとりにくくなって週1が怪しい現状でよくキープできているなというのが正直なところだ。ベンチプレスで自重を上げるとか、チンニングを満足にできるようになるという目標を1年かけても達成できていなかったのが悔やまれる。それぞれ課題は分かっていて、ベンチプレスは単純に頻度が落ちたことが原因だ。神経系の開発が一段落してこれから筋力を増やさないといけない段階だと思われるが、いかんせん練習量が足りないのだからないものねだりである。

チンニングに関しては、おそらく肩の可動域とパワーに左右でギャップがあって、よいフォームを開発できていないのが課題だと思われる。可動域が狭いのは肩の柔軟性もあるが、どうも三角筋とその下にある深層筋のいくつかが凝っていて正常に機能してないことが原因と思われる(きっかけはWeb魚拓の中の人のコメントだった)。なので、そのあたりを集中的にコンディショニングしながら背中側の筋力を開発していくことが遠回りながら正しい道だと考えている。具体的には以下の道具を今使っている(アフィリエイト)。

マッサージポールは小さめ硬めのものでグリグリやる。これは調子がよくて背中が柔らかいときに使う。

FINE(ファイン) パワー・ポジション・ボール ピンク FIN-525

FINE(ファイン) パワー・ポジション・ボール ピンク FIN-525

仕事で机に詰める時間が長くなってしまって、背中が硬いときはランブルローラーを使う。

これらの道具を使って1日に30分から1時間程度床の上をゴロゴロしているとかなり背中が軽くなる。いわゆるトリガーポイントからの筋膜リリースというやつだ。整体に通うのも悪くはないが、こういった道具を使って毎日コンディショニングすることで、トレーニングでも効率的に負荷をかけることができるようになる。というか、凝ってる状態で負荷をかけても意味がないし、ストレッチしようにも難しい部位が多いしで、これ以外に方法がないのが現実だ。

どうしても(アニメやゲームで夜更かしして)体の調子が悪くて、痛すぎてどうにもならないというときはストレッチポールを使う。ストレッチポールは突起がなくて曲率が低めなので体表面への刺激も限定的だが、その分手のひらで広く軽く押すような刺激が得られる。また肩甲骨を浮かせるストレッチも、ストレッチポールがあると簡単だ。

あとトレーニー向けの本もいくつか買ってあるが、まだ積んだままの状態だ。折をみて読んでいずれまたここで紹介できたらいいなと思っているのでお楽しみに。今年の学びはトレーニングそのものよりもコンディショニングの方が余程大切だということが分かった、それだと言っても過言ではない。

プログラミングとか仕事とか

4月にノーチラス・テクノロジーズというところに転職してJavaをひたすら書く生活になった。HTTP API作ってJSONをデコードして、裏側のミドルを叩いてスレッド管理して、JUnitとScalaCheckをまわして、結合テストもDockerを使って自動化して…というのを何とかこなせた。

残業も全くないし自分のペースで仕事ができる*1し朝は遅くてもよい。これ以上一体何を職場に求めるというのか…。まあ前職がゆるすぎたというか、まあ現職では実業とか実需に沿って実案件に関われているのでそれなりに大変なこともあるが、それでも(日本の)世間一般のコンピュータ技術者よりも時間と収入に余裕のある仕事なので私は幸福です。一日の労働時間でいうと5〜6時間程度しか実際は働いていなくて、前職よりも机に向かっている時間は短くなった。その分、通勤もそうだけど趣味に時間を溶かすことができるようになった(おい)。

写真とかプライベートとか

夏は神楽坂に旅行に行ってきた。勤務地よりも近いところにわざわざ旅行?って思うかもしれないけど、機動力が低くて食欲旺盛な我が家にはそういう場所がピッタリなの。こんときに今の携帯の背景画像を撮ったので、見たい人は直接僕に声かけてください。

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科学未来館にも行ってきた。これは僕が主に楽しんでしまった。子供に科学の面白さを教えるには、いったいどうやればよいのか。

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国立天文台三鷹キャンパスのオープンデイにも行ってきた。子供にレンズ、宇宙物理、コンピュータの面白さを教えるには、いったいどうやればよいのか。やっぱり俺が楽しんでしまったのだけど。写真は日本最大の赤道儀。1926年、カールツァイス製、焦点距離10210mmとかですよ。ヤベー

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で、こちらはALMAという巨大な電波望遠鏡の心臓部といっていい部品、宇宙から飛んできた電波をパラボラで集約した後に電気信号に変換する部品。4Kまで冷やして雑音除去するらしい。こういうものを製造する設備も三鷹にあって、それも見学できたのだけどEEIC出身的にやっぱり俺が楽しんでしまった。同じフロアでマイスナー効果を使った浮遊物の展示もあって、息子はそれをみて楽しんでいた模様。

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秋には日本橋で舟遊びをした。といっても運河をちょっとクルージングしただけだが、高度経済成長と江戸時代の海運機構が絶妙にバランスしていて、風も気持ちよくて脳汁が出てた。写真は首都高の日本橋付近のジャンクションかなにかだと思う。

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息子と高尾山に登った。頂上で飲むビールはよかった。

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高尾山に登ったときに友達に借りたマクロレンズがよかったので自分でも買った。今年はこれ一本しか買ってないはず。沼ェ…写真は妻の蒔絵を60mm/f2.5で撮ったもの。巻物の紐の幅がたしか0.2mmとかそういう感じのやつ。

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Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S  Micro 60mm f/2.8G ED フルサイズ対応

Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S Micro 60mm f/2.8G ED フルサイズ対応

紅葉の季節に京都にも行ってきた。そこで撮れた今年のベストショット、facebookで公開しているので興味ある人はそちらへどうぞ。

まとめ

これだけイロイロ自分の時間でやっていると家族の時間ほとんどないんじゃないの…家族ほったらかして何やってんの…?といわれると返す言葉もないのであるが、が、が、幼子がいる方が時間の使い方が上手になったとは思う。何か大きくてハイリスク・ハイリターンなことに取り組むことは確かにできなくなった。が、小さな時間を積み重ねて量をこなすことができるようになったのは、いまの会社の理解があることも大きい。

  • 労働時間と睡眠時間を削って、アニメとスプラトゥーンに可処分時間のほぼ全てを費やした
  • 筋トレそのものよりもコンディショニング、筋肉のケア、食事が大切
  • Java始めました
  • 写真は相変わらず上手くならない
  • アフィ沢山はったので買ってくれ

*1:これは、プロダクト開発という自分のロールの特性も大きいのだが