iPhone 4Sに機種変更した(随分前に)

もう随分昔のことだが、それまで4年ほど使っていたドコモからMNPで、AUのiPhone 4Sに乗り換えた。2年縛りの開始日がどうとかあったが、たしか発売日(2011/10/14くらい)直後の土曜日とかそんなのだったので、来年の10月までにまた思い出して調べておこうと思う。その頃にはiPhone 5Sが出ているはずだからちょうど乗り換えどきだろう。

今ふと調べてみたらauから発売の『iPhone 4S』にイマイチ乗り換えられない7つの理由という記事を見つけたのでそれに反論する形で私が変更した理由の解説の始めとしたい。

  • 1.『iPhone 5』があとから出そう
  • 2.ホワイトプランの2年縛りがある
    • ぼくにはないです。
  • 3.iPhone友達との電話に通話料がかかるようになる
    • iPhoneで電話を使うって?何かおかしくない?
  • 4.じつはauの回線も不安。EZwebに接続できません
    • これはFUDなのかな?ソフトバンクよりはましだと思うし、インターネットはともかくezwebて今どき…
  • 5.iPhone 4を持ってたら4Sは魅力的じゃない
    • これはそうかも。でも僕は持ってないです
  • 参考:『iPhone 4』用ケースの多くは『iPhone 4S』では使えない
    • いつも思うんだけど、Apple製品にケースやカバーをつける意味が分からないのでどうでもいいです
  • 6.auはまだMMSを採用してないのでメールを自動受信できない
    • プッシュ通信はできるみたいだし割ときにしないっていうか、メール受信に遅延があると何が困るのかよくわからない。
  • 7.CDMA版は着信のたびにインターネット回線が切断される
    • 電話機として使うことはまれなので問題ありません。インターネットが切れるっていうのはどういうことなんだろう?大抵のアクセスはHTTPだからステートレスで途中で切れても困らないと思うんだけど。

そういうわけで4Sにしなかった理由はない。ではなぜドコモをやめたのか。決心したのは、昨年秋の冬モデル発表を見たからだ。初代Android HT-03Aを発売日に購入した僕は2年間、ずっとAndroidに期待していた。日本の各携帯メーカーが今度こそはまともな携帯電話を出してくれると期待していた。そしてHT-03AがそろそろEOLかなと見え始めた昨年秋に、Androidを採用しアプリのマーケットが始まりとうとう本物のスマートフォンが日本というかドコモにもやってくると期待した。
しかし実際には、発表はキャリアから全端末同時に(まあわかっていたことだが)、発売日は各社バラバラで、どれがいつ出るかもようわからん。一番マトモな端末は銀河で、国内メーカーは財布がどうとかテレビがどうとか、割とどうでもいい機能ばかりが大量に実装されている。外見は美しくない。そしてプリインストールアプリ。

そして、そういうわけで私はiPhoneに機種変更したのだ。もちろんデメリットもあって、オープンでないハードウェア、フリーでないソフトウェアを利用するのは心苦しいところでもある。が、Androidがフリーか?と言われたらそうでもないだろうし、ここ半年で情勢はますます不透明になってきた。

妻は2011年冬モデルのタイミングで某社の某端末を買ったが、UIは相変わらずモッサリしており、期待していたカメラのシャッタースピードは驚くほど遅く、かわいい息子のシャッターチャンスを多く逃している。操作感はよくわからないし、BlueToothやUSBでかわいい息子の画像をPCにインポートしようとしたが結局よくわからなくなっている(彼女は今はDropsnapを使っている)。
私のiPhoneだとiCloud経由でPhoto Streamが自動的にiPhotoにインポート&バックアップされるため、どのタイミングで端末を紛失しても息子の画像をなくす心配は全くない。その他のデータもiTunes経由で全てMacにバックアップされているため、特に対策をしなくても基本的にデータをなくす心配はない。しかも、iTunesのどこかのバージョンで、Bonjour経由での同期ができるようになったらしく、USBでMacと接続する必要すらなくなった。
一方でAndroidは…と思うと悲しくなる。エリアメールとSPモードが唯一の牙城だが、そのSPモードも障害続きで悲しい。

Objective-Cとネイティブコード&専用ハードで動作するiOSと、JavaとDalvik VM&汎用ハードで動作するAndroidでは難易度が違うのは当然なのだが、なぜそこでJVMなのかというのがどうしても理解できない。それともCPUの進化が予想を下回っているということなのだろうか。21世紀になってから、*BSDではなくLinuxが普及したように、いつかbetter AndroidになるよいOSが登場することを願ってやまない。