DebianのEmacsでVLGothicが出せない件

Emacsを再起動したら一発でできてた

などとヌかした私だが、今日やってみるとできなかった。どうもX11のフォントに登録されてないようだ。おそらく、

 japanese-jisx0208:-*-gothic-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,\

としてしまったときにゴシック体が表示されて満足されてしまったのだろう。というか、よく考えたらEmacsではアンチエイリアスができないので、アンチエイリアスバリバリなVLGothicが映ることもあんまし期待できないわけだ。アホかおれ。

というわけで、いろいろ調べた成果を残しておく。Emacs日本語フォントは.emacsで指定できるが、そこに何もない場合は.Xresourcesから読み込まれる。で、そこにフォント指定をEmacs.Fontset-0:…などと書くわけだが(参考2参考3)、この…の部分の書式は何に依存しているかというとXLFD的に決まるらしい(参考)。で、そのXLFDがどこにあるかというと、xorg.confの中のFontsセクションに"/path/to/TrueType/fonts.dir"などと書かれている。そのfonts.dirの中にXLFD書式があるので、それに該当するように書いてやればよろしい。ということらしい。自分のDebianをザッと見てみたところ、fonts.dirのどこにもvlgothicのようなものがなかったので、Emacsでは出し得ないという結論になった。

じゃあXFSにはないはずのvlgothicフォントだが、ttf-vlgothicのインストールだけでGNOMEにちゃんとVLGothicが映ってるこの現実はどう考えたらいいのか全くもって不思議である。