だからNHKはカスだ

今日の私はちょっと青いですよ。正義と理想に燃える青年ですよ。私のことはどうでもよくて、問題なのは今日のNHKニュースですよ。六時のニュース。アメリカのホロコースト博物館で、ダルフール危機についてのエキシビジョンがあったという報道だったのだけれども、そこでNHKは

アラブ系の政府組織とアフリカ系の民兵組織との紛争によって20万人が死に云々

的な解説をしたわけですよ。もうね。バカかと。アホかと。あれは紛争ではない。遅くとも2004年からは明確に「虐殺」と言われているわけですよ。
政府系の軍隊・民兵によって数万人が組織的に殺されたということなのですよ。この21世紀にですよ?食糧難で飢えているとかならともかく、虐殺ですよ。そんなの今どき中国だってやらねーよ。
そうスーダン政府のバックにいるのは中国です。アフリカの石油を買い漁って武器を売りまくっているのが中国です。その武器で虐殺が行われたわけですよ。中国製品は禿げしく安価で意外に長持ちするってのは別に服とかに限った話ではなくて自動小銃地雷だって当てはまる話なのです。ま中国のことはいいや。
とにかく、政府は金も武器も持っている。一方で抵抗する側は金も武器もない*1。これは戦いではなくて一方的な虐殺なのです。今流行の言葉で言うといじめ。
問題なのはNHKはじめとする日本のマスコミですよ。GoogleNewsで「ダルフール 虐殺」"Darfur Genocide"で検索した結果を比べてみるといい。いかに日本のマスコミがアレなのかが分かるでしょう。ちなみに、このホロコースト博物館のイベント、BBCはちゃんとGenocideって言ってますよ。

*1:初めから勝てる望みなどまったくないわけで、しかもジャングルがないからゲリラ戦もできないわけですよ。