鏡の法則、なんて初めて知った

鏡の法則(ハンカチを用意して読め!)、ハンカチを用意せずに読んでみた。みなさんもぜひ読んでいただきたい。「泣くほどじゃなかったけど、ちょっとウルっと北」なんてあなた、危ないですよ。いや、おれのことなんだけど。

いやあ、ワロタなんて言われて。びっくり。というか、こういう胡散臭いものってのは、見破るってのは難しいけど、いわゆるふーん」的なもので済ませるのが庶民としては一番賢いのかもしれない。で、あれよあれよと調べたらNLPっていうアレと関わってそうなんだって。いやどうでもいいんだけど、自然言語処理?!とか思ってしまったよ*1

で、こういうカルト、いやカルトなんだけど、相当の眼力がないと見抜けないわけで、歴史上では騙されてきた人も多いだろうし、それなりに大きな勢力になってきた歴史もあるんだろなと思う。彼らの体制が主流になってしまえば、それはそれで破壊的な力があるのだと思う。文明の生態論的に言えば、これは砂漠というか、乾燥地帯の民の伝統じゃないかと思う。爆発的な破壊力で全てを埋め尽くす、みたいな。なんというか、そういう異質なモノが日本で流行した伝統というのはなくもないんだけど、そういう耐性みたいなのはあんまりないのかな、と。そういう意味で大陸の民というのはこういうのに強い(耐性がある*2)。逆に西欧系の人はあんまし強くないんジャマイカ。妙に理屈を受け入れてしまうところがあるから。

冒頭にリンク貼った、「鏡の法則」のアレなんかも、要するに感動物語だと思えば「あー、いい話だった」で終わるんだけど。そこから一般法則ってのが分からないよね。マジレスも野暮かもしれないけどさ。リデル・ハート的に言えば

敵がもっとも予想しない進路あるいは手段で侵攻せよ

てとこでしょうか。この場合、息子の問題を解決するために、まずは父親から、ですよ。

*1:[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0:title=神経言語プログラミング]、[http://en.wikipedia.org/wiki/Neuro-linguistic_programming:title=Neuro-Linguistic Programming]というらしい

*2:イスラム教徒は言わずもがな、中国人「それって食べれるの?」インド人「それって儲かるの?」ロシア人「それって飲めるの?」みたいな