脳の計算機構妄想

は、何らかの並列計算機構だと考えている。TM(Turing Machine)というのは、数値化可能なあらゆる物理現象をシミュレートできるということになっているけれども、じゃあどうやってそれをシミュレートするかということについては、具体的な方法論は確立されてない。いやFEMとかあるけどさ。

で、脳をシミュレートしようっていう試みはまだとても無理なんだけども、カオスニューロンチップとか画像認識チップというのはいくらか聞いたことがあるけど、脳がどういう仕組みになっているかというと微小な計算単位(PU)があるんだと思う。脳にN個(N〜10MとかGくらい)のPUがあるとして、つまりそれを通常のコンピュータでシミュレートするためには〜N倍の計算時間がかかることになるわけで、機構さえ分かればシミュレートできちゃうんじゃないの、というのが今の自分の認識。

で、そこから数年、十数年かけて今度は学習をしなければならない(それまでに判明しているのが学習機構だから)。で、まあ、そういう大規模並列機構を作ってシミュレートしてみないことには脳のミクロ〜マクロのミッシングリンクをつなぐシステムの解明はできないんじゃあないかと思う始末。