政府筋の組織の人間が「不公平だ」と言っていることからも、どうも政府が悪いというフシはある。関連して、

 しかし、それ以上に、棄権という消極的容認ではあれ、米国がICCの存在意義を高める安保理決議を受け入れた意味は大きい。2年前のイラク戦争前夜とは対照的に、今回は米国が引くことで安保理の結束が保たれた形にもなった。ニューヨーク・タイムズ紙は「ブッシュ外交の大きな方針変更」と報じた。

 譲歩の背景には、スーダンの虐殺犯訴追を最も強く主張してきたのが当の米国だったという事情もあるが、注目されるのは今回示した柔軟姿勢が米国の国連外交の本格的転換の前触れなのかどうかという点だ。

これは、米国はスーダンには関わらないっていう意思表示なのでは、と邪推してみる。意思転換ってほどのもんなのかな? でも中国が政府筋の組織に武器を供給してるってウワサだし、まぁどうなることやら。竹島問題もあるし、ハーグには頑張ってほしいのだが。